野良犬アーサー700kmの旅の果てにみつけた安らぎ [ニュース]
野良犬と心通わせた700kmの旅、遠い異国で出会い母国に連れ帰る。
ナリナリドットコム
過酷な行程を共に歩き続けること700キロ!?人間同士でなくて もそこには、互いに友情
や愛情が芽生えるに決まっているよね。
そんな(TдT)を誘う出来事がありました…。
自然のすべての環境(山、河、海)を使いアウトドア競技を行うアドベンチャーレースに参
加したスウェーデンのチームに起こったことです。
南米エクアドルの熱帯雨林の中を泥まみれになりながら歩いた後メンバーの一人ミカエ
ルさんが、ご飯を食べようと缶詰を開けた時そこにいた、空腹で悲惨な状態の一匹の野
良犬を目にしあまりにも可愛そうだったので、缶詰のミートボールを野良犬に分け与えま
した。
するとその野良犬は、ミカエルさんのスウェーデンチームの後をつい来るようになり、や
く700キロの過酷な自然環境の中を走破 しなければならないレースに同行し、山河を共
に走破したのです。
その野良犬は、やがてチームの皆んなから【アーサー】という名前をもらいました。
きっともてミカエルさんから缶詰のミートボールを貰ったことが【アーサー】にとっては、地
獄のような毎日の中で生まれて初めて、人から優しくされた温もりを知らない【アーサー】
【アーサー】にとっては、ミカエルさんについて行くことだけが、生きるための全てだったの
ではないでしょうか?
この唯一のあたたかい温もりを与えてくれたミカエルさんに寄り添ついて行くことが、一緒
にいる時間こそが、どんな過酷な自然状況であっても【アーサー】にとっては、今までの一
人ぽっちの地獄のような日々から比べれば、幸せだったに違いありません。
このレースのゴールをした時には、ミカエルさんと【アーサー】は、お互い離れられな強い
愛情と友情と信頼の絆で結ばれていたのですね。
【アーサー】、ミカエルさんのもとで、あたたかい安らぎと温もりに満ちている生活の中で天
寿を全うすることを願います。
なんていい話しだ、読んでいるこちらまでちょっと幸せになってくる…。